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レミ子の部屋～鈴魅さんにインタビュー～

Posted on 2015年11月22日 by あいはらなつの

ルールルッルルル、ルールルッ～♪

	「レミ子の部屋でございます。前回に引き続き、広報ぱんだのあいはらさんにインタビューをして頂いております。」
	「こんぱんだ！　今日はレミ子さんによく似た……えっと、美人教師の美空鈴魅(みそられいみ)さんがゲストにいらっしゃってます。」
	「あら、あいはらさんったら美人だなんてお上手ですね♪　」
	「(台本に落書きして蛍光マーカーで線引いたの誰だ。) 　それでは、どうぞ～。」
	「ご紹介いただきました美空鈴魅(みそられいみ)と申します。　翔愛学園で教師をしております。」
	「教職なんて素晴らしいですね♪　まさに才色兼備。」
	「レミ子さんも、普段はカレッジで特別講師をなさっているとか？　お噂はかねがね聞き及んでおりますわ。」
	「(なんだこの会話。) 　手元の資料では、美空先生は美人で有能で素晴らしい女性と……台本に変な紙貼り付けられてる！　」
	「うふふ。そんな見ればわかることを言わなくてもいいのよ？　」
	「(犯人特定した。) 　えーっと、ドジっ子メガネとあだ名がついてるそうで？　」
	「そんなドジだなんて……。」
	「そうよ！　そんな紹介は許せないわ！　」
	「ドジというか、お茶と間違えてめんつゆ持って来ちゃったり、なんにもないところで転んでみせたりね。　ほら、あんまりお高く止まってると親しみがないじゃないです？　」
	「ほうほう。生徒さんと楽しく過ごすには、イメージ戦略と。頭いいですね。　特に仲良くしたい生徒さんとかいるんですか？　」
	「うちのクラスの冴木くんって言うんですけど、クールな顔してるのに母性本能くすぐるんですよね。うふふ。」
	「冴木くんですかー。彼、人気ですね。レミ子さんも冴木くんの大ファンなんですよ。　あれ。レミ子さん顔が真っ青ですよ。」
	「ライバル出現！？　」
	「どうしたんですー？　早くこいつなんとかしないとって顔してますよー？　」
	「な、なんでもないわっ！？　」
	「声が裏返ってます。落ち着いて、自分の年齢を数えましょう。」
	「いち、にぃ、さん、しぃ……。」
	「(あれ、怒らないや。) 　美空先生は、何がきっかけで翔愛学園に赴任されたんですか？　」
	「どきっ。」
	「おや？　何か事情がおありの様子。　そこを聞きたいので、お話くださいな！　」
	「実は鍵が……。いえ、私の地元が近くでして、多少思いいれのある学校なので、自分で希望してこちらに赴任させていただきました。」
	「ものすごーく普通でしたね！　レミ子さんも質問ありますか？　」
	「冴木くんとられる……ぶつぶつ。」
	「もともとレミ子さんの物じゃないですよー？　」
	「同じ顔してるのに、私より彼に近いなんて許せないわーっ。」
	「冴木くん、素敵ですよね。授業中、あの真摯な眼差しに見つめられるとドキドキするんです。　わからないところを聞きに来るときの顔がとってもキュート！　」
	「私もそんな彼を見たいわ！　」
	「あっ。じゃあ、今度彼の写真を撮ってきますね。一枚５００円でどうです？　」
	「お金とるんですか！？　」
	「冗談です♪　でも、素敵な方は誰が見たって素敵ですもの。ぜひご一緒に鑑賞しましょう♪　」
	「美空先生、あなたが神さまに見えるわ。」
	「残念。私は神さまではないのですよー。」
	「良かったですね。レミ子さん！　」
	「やっぱり自分に似ている人に悪い人はいないのよ！　」
	「いやー。意外と悪い人かもしれませんよー？　」
	「でも、次の授業はいつかしら。うふふ♪　」
	「あれ？　用事でもあるんですか？　」
	「ちょっと私とあの子の生まれ故郷にね。」
	「へー。ご旅行ですか。いいなー。　じゃあ、写真の件はしばらくお預けですねー。」
	「そ、そんなのってあんまりよー！　」

ルールルッルルル、ルールルッ～♪

	「そろそろお時間のようですね！　今日のレミ子の部屋、いかがでしたか？　楽しんでいただければ幸いです！　」
	「絶対！　絶対に写真をくださいね？　美空先生、お約束ですよ！　」
	「ええ。それでは、私はこの辺で失礼しますね。最後に、僭越ながら私も登場するRe:me-X-（レミィクロス）にご期待くださいね！　」
	「本日のゲストは美空鈴魅(みそられいみ)先生でした！みなさま盛大なる拍手をー！！　」

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